プロフィール
- 名前 : アントニオ石塚
- 生年月日 : 2004年9月28日 (18歳)
- 出身 : 神奈川県
- ポジション: フォワード / サイドハーフ
- 経歴 ↓
- 小学校:横浜F・マリノスプライマリー追浜
- 中学校:エスペランサSC
- 高校:鹿島学園高等学校サッカー部
(高校3年、選手権後にスペインへ渡航)
→Castilleja CFユース(スペインユース2部)
→ CD Numancia B(スペイン6部)
→CD Numancia (スペイン4部)
日本の高校サッカーとスペインユースの違い
サッカー面においてはスペインの方が上回っている部分が多いと感じました。球際一つにおいてもそうですし、勝利への執着心 “絶対に負けたくない” という気持ち、それにプラスして個々の技術の高さも加わりやっぱりスペイン人はうまいなと思うことがたくさんありました。サッカー面以外の食事面や意識の部分では全体的に日本人の方が意識が高く、一つ一つに気を遣っているなと感じました。
ビッグクラブCD Numanciaでプレーして思うこと
自分は鹿島学園サッカー部を引退後、スペインユース2部で半シーズンプレーをしました。ユースでのシーズンが終了後、幸いなことにスペインでビッククラブであるCDヌマンシアでトライアウトしてみるかとお話しをいただき、CD ヌマンシアはスペイン1部や2部で長年にわたって戦っていたということを知っていたため、チャンスがあればトップチームデビューできるかもしれないと思い、ここしかないという覚悟でトライアウトに参加しました。
トップチームから一つ下のカテゴリー、CDヌマンシアU-23チームでトライアウトを受けたとき時の衝撃は大きかったです。
ユースのカテゴリーとは違い、やはり大人のカテゴリーになると一気に振る舞いや意識から全てが異なり、チームメイトのみんなからは”トップチームに上がってデビューしたい” という気持ちがすごく伝わってきました。
トライアウトを受けてから一ヶ月後にU-23チーム入団の内定をいただき、さらに一ヶ月後にトップチームの練習に呼ばれるようになりました。トップチームの練習に呼ばれ始めてから2週間後には、運も味方をしてくださりCD ヌマンシアのホームスタジアムでデビューすることができました。トップチームに初めて上がった日に思ったことは、一つのパス、フィジカル、全てがU-23の試合(スペイン6部)とは全然違いました。
プロを目の当たりにして自分も試合に呼ばれるようになったのは今ままでの人生においても最高の経験になっていると思います。
会社(アスールマリノ)の印象
自分はもともと高校の時からAzulmarino(アスールマリノ)について知っていて、海外に行くサポートをしてもらえるなど、高校卒業前からこまめに連絡をとりどのようにしてスペインに行き、どのリーグのどのチームに入るなど自分のレベルに合い、成長できる適切な場所を探してくれました。代表、山田さんをはじめ、現地でもサポートしてくれる方もいて海外挑戦するのにはピッタリなサッカー留学会社だと思います。
自分の夢や目標に向けて自分の現地での活躍や頑張り次第ではありますが、そんな夢や目標を叶えるための助け舟を必ず出してくれる、そんなとても頼もしく又安心できる会社です。
短期でも長期でも留学したいならいつでもAzulmarino(アスールマリノ)にお願いしてみるといいと思います。
必ず自分が思い描いてるような留学、サッカーキャリアになると思います。
これからスペインでプレーする選手に向けて一言
何かに挑戦したり、夢に向かって言語が全くわからないという不安もある中、異国に身一人で海を渡り、夢のために行動する事はとても勇気のいることです。なによりそのために努力をして周りの人とは一味違う行動に出るのは、覚悟がないとできないことです。
僕は幸いなことに母がスペイン人だったので言語に困ることはあまりなかったのですが、やはり文化の違いや食事、他にもスペインのサッカーをよく見て、この国についてよく知るなど自分が今までに見てきた景色とは全く別物のを体験すると思います。スペインに留学しにきた日本人を今まで何人も見てきましたが、やはり最初は語学の壁が1番大きいのだろうなとそばにいて感じることは多々ありました。
僕も僕なりにサポートをしたり、勉強を手伝ったりしているうち一ヶ月二ヶ月後ぐらいには日常会話を理解し会話できる程になると思います、必ずしも全員が全員そういうわけでもないですが、それも自分の努力次第です。勉強も大事ですがチームメイトとたくさん話したり色んな人と恥ずかしがらずに積極的に会話することは本当に大事だと思います。
でも何より1番大切なのは希望を持って努力をし、その一瞬一瞬を楽しむことです。
上手くいかないことも当然あります。今僕はとてもうまく行っているように見えますが僕も挫折はこっちにきて何回もしました。ですがそんな時こそ歯を食いしばってこれを乗り越えれば自分はさらに成長するんだという思いで頑張ることも大事です。
僕も何か協力できるのであれば言語の勉強でも相談でもいつでも助けますし、何より一人じゃないっていう事を頭の中に入れておいてください。
不安になった時はお互いに助けあって切磋琢磨していきましょう。スペインで待ってます。
それと、サッカー留学をされる際は日本食は持ってくれば持ってこれるだけいいと思います。